
はじめに。
海外留学や海外就職する事を決めたものの、一体どれくらいお金を準備すればいいのか。。。現地の物価がわからないとイメージし辛いですよね!!そこで今回はどの程度お金がかかったのか僕の経験を元に例を公開します。もちろん家賃の変動や携帯電話等諸経費に差は出てくるかと思いますが、ひとつの参考としてご覧ください。ちなみに金額は1カナダドル82円換算で計算しています。あくまで一例なのでこれが全てではありませんが、どの程度お金があれば生活できるかヒントになればいいなと思います。

一人暮らし、シェアハウス(バンクーバー/郊外)の場合

まずはバンクーバーで一人暮らしした際の主な支出一覧です。一番大きな出費は家賃ですが、バンクーバーやトロントの家賃相場は日本に比べてとても高いです。特にダウンタウン近郊に住もうとした場合シェアなしだと1ベッドルームで平均1ヶ月15-20万ほどとなります。そういった事情もあってかこちらではシェアハウス文化がとても強く、たくさんの方が家をシェアしています。
僕の場合はバンクーバー滞在時ダウンタウンから電車で35分程の距離に位置しているシェアハウスに住んでいたので比較的安く収まりました。この表では外食や臨時支出は除いていますが、1ヶ月の平均支出合計が10万円程となりました。
二人暮らし、シェアなし(トロント/郊外)の場合

こちらはトロントで2人暮らししている場合の一例です。バンクーバーと比べて物価に大きな差はありませんが、シェアなし物件に住んだ事で家賃がとても高くなりました。オンタリオ州の場合は州の保険料が無料なのでタダで基本的な医療を受ける事ができます(外食や臨時支出は除いています)
物価の例

トロントの物価の一例です。カナダはとにかく外食が高いです(というか日本が安すぎるのかもしれません 笑)。国の税金5%と州の税金8%で13%の税がかかるのと、さらにチップで10-15%は上乗せされるのでどんどん高くなっていきます。。。涙 日本の牛丼一杯300円とか、夢の様です(笑)ただし、スーパーで売っている野菜やお肉等はさほど高くないので、自炊すればかなり安く抑えられます。

その他渡航に必要な諸経費

こちらは僕が実際に支払った諸経費の額です。僕が渡加したのはちょうどお盆の時期だったので飛行機代がとても高く、さらに往復チケットではなく片道で購入したのでAir canada(成田→バンクーバー)を利用してこの額になりました。時期によっては10万円程で購入できる事もある様です。海外保険の額は3ヶ月分です。クレジットカードに付いている保険等で補ったり、もっと安く抑える方法もあると思います。
学費やイベント費
もしも留学を考えているのであれば学費も考慮しなければなりません。僕は映画のCGを制作する仕事をしたかったのでVancouver Institute of Media Artsという専門学校に入学しました。一年間の学費は$37,750-でした。語学学校にせよ、専門学校や大学にせよやはりある程度のお金はかかります。しかしここでとても大事なことはその学費を支払うタイミングです。
僕が日本からバンクーバーの学校に入金した2017年の春先ごろは確か1カナダドル83円程で推移していました。しかしこの記事を書いている現在は1カナダドル78円です。ということはざっと計算して$37,750-の学費を支払う場合当時と今で188,750円の差が出るという事になります。なので留学を決めた後は為替レートを随時チェックして円高のタイミングで支払いできる様にアンテナをはっておきましょう!!!
最後に。
今回は海外で生活する際に実際いくらぐらいお金がかかるかという事に焦点を当ててみました。収入と支出がある程度イメージできていれば外国でも安心して生活ができると思うので、渡航前に色々シミュレーションしてみるといいと思います。この記事が少しでも役に立てば嬉しいです。
今回も読んでいただいてありがとうございました!!!