はじめに。
こんにちは。マサです!!今回はマイクの形状を作成するTIPSを紹介します。網って一見複雑そうだなと感じますが、実際作ってみるとそうでもないので安心して下さい。慣れれば20〜30分程で形を作れると思います。それでは早速いってみましょう!!!
1.網のベースを作成する
まずはMAYAのGridの表示設定を調整します。今回のチュートリアルではマイクの網の形状をグリッドに沿って作成する方法をとるのでこの設定が非常に重要です。まずは以下の様に設定してみて下さい。
Gridの設定が出来たところでCV cruveeツールを使ってcorveを作ります。まっすぐな線を引く為にGridにスナップさせましょう(ショートカットはxを長押しです)
このcurveのポイントを分割する為にCurves→Rebuildをクリックします。設定は以下の様にしてみました。
次に分割して多くなったポイントを交互に選択し、上にずらします。この際もグリッドにスナップします。
この波打ったCurveを複製して波が交互になる様に並べます。その際位置はすべてGridにそって均等になる様にします。
この大量に複製したCurveをさらに複製して90度回転して網の様な状態にします。
この時Y軸のCurveの波が高くなっている部分にX軸curveの波が低くなっている部分がくる様に位置をずらして調整するのが重要です。これによって網同士がぶつからない、物理的に正しい形状になります。
ずらした分だけ隅にはみ出したcurveができるので、移動して綺麗に整えます。
これでベースとなるCurveができたのでこれまで作成したCurveをすべて選択して、Curves→Attachを選択します。するとCurveが一つに統合され、Attached Curveというカーブが出来上がりました。このAttached Curve以外はこの後使用しないので、削除してしまっても構いません。
2.WrapとSculpt機能を使ってCurveの形状を変化させる
現状だとAttached Curveの位置が作成した平面の中心になっていないので、位置を中心にずらします。
ここからは少し楽しいです!!笑 出来上がったplane baseではなく元のplaneの方を選択し、Deform→Sculptを選択します。するとSculpterというものが出来上がりました。このSculpterのスケールを大きくします。
さらに一緒に出来上がったsculpt stretch originの位置を下に下げると、なんと作成したCurveの形状が丸く変化します。
3.ポリゴンに変換する
最後にModify→Convert→Paint effect to polygonでポリゴンに変換します。この時にうまくポリゴンに変換されない部分がある場合はPaint effect to polygonの設定にあるPoly limitの数値を上げるとうまく行く事があります。
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