【必読】初心者から上級者までCGアーティストにおすすめの本厳選5選!!!

はじめに。

こんにちは!!マサです。今回はCGアーティストになりたいと思っている方または、ある程度知識とスキルは付いてきたけれど一歩先に進みたい方にオススメの参考書を紹介したいと思います。僕はここに紹介するどの本も買う価値のあるものだと思っているので、興味があれば是非買ってみて下さい。必ずスキルアップに役立ちます!!

1.Mayaベーシックス 3DCG基礎力育成ブック

Mayaベーシックス 3DCG基礎力育成ブック

©伊藤克洋/エムディエヌコーポレーション

1つ1つの機能をとにかく丁寧に解説してくれる本です。これを読めば何を作るにしても必要となる様な基本機能を把握する事ができます。まさに基礎を固める為にはぴったりの本です。特にこれからMAYAを始めるという方におすすめです。ただし、MAYAの基礎を習得する為の本なので人によっては全て練習しながら読み終わるまでには少し忍耐力が必要となるかもしれません。そんな時はこの本に書いてある事を応用して自分の作りたいものを作ったりした方が楽しく読み進められると思います!!

2.Maya実践ハードサフェスモデリング

Maya実践ハードサーフェスモデリング

©北田栄二/ボーンデジタル

ハリウッドで活躍していた北田栄二さんの本です。初心者向けと言うよりはある程度CGの知識がある方向けの本ですが、とにかく素敵だと思うのは著者の北田さんの経験に基づいてとても実践的なノウハウを学べる点だと思います。単純に機能やtipsを紹介するだけで無く、作業効率やデータ整理術、修正対応策に至るまでのリアルな業務に活かせる考え方を学ぶことができる本です。僕の思うプロのCGアーティスト像とは単純にソフトウェアを使えるというだけで無く、いかに制作物を短時間で一定の質までもっていけるか、そして自分なりのフローや哲学をもっている人だなと感じているのですが、そういった意味でひと段階上のCGアーティストになりたいという方に向いている本です。
読んで損はない本当にオススメの1冊です!!

3.キャラクターモデリング造形力矯正バイブル

キャラクターモデリング造形力矯正バイブル

©田島キヨミ/ボーンデジタル

キャラクターモデラーになりたい方にオススメなのがこの本です。顔のパーツの造形を細かく解説してくれるだけで無く、解説を読む事で綺麗なトポロジーとはどういったものなのかを理解する事ができます。仕事としてキャラクターモデリングをする場合、単に見た目がいい感じに仕上がっていればOKという事ではなく、モデリング後のリギングやアニメーション等の作業効率も考えた綺麗なモデルを作成しなければなりません。この本では良くない例も解説してくれているので自分のモデルと比較して考えやすい事と、どの様なツールを使って各パーツを造形すべきか具体的に解説してくれるので、キャラクターモデリングの一通りの流れを習得する事ができますよ!!

4.スカルプターのための美術解剖学

©アルディス ザリンス/ボーンデジタル

言わずと知れた人体構造書籍のバイブルです。アーティストなら大抵の人が知っているという評判に恥じない情報量とわかりやすさでアナトミーについて解説してくれます。写真やイラストがとてもわかりやすく、且つ動きに合わせた筋肉の形の変化や骨の形状といった具体例まで説明があるので特にキャラクターモデラーを目指す方は是非購入しましょう!!価格は少々高いと感じるかもしれませんが、僕はむしろそれ以上の価値のある本だと思います。

5.NUKE 101-コンポジット&ビジュアルエフェクト

NUKE101-コンポジット&ビジュアルエフェクト

©ロン ガンバー/ボーンデジタル

ジェネラリストもしくはコンポジターになりたい方にオススメのNUKEの参考書です。NUKE関連の日本語対応の本がとても少ない中で、この本は現場で必要となる基本的なスキルをバランス良く解説してくれます。2011年に出版された少し前の本ですが、現在のNukeと基本は変わらないので問題ありません!!むしろ基本的なコンポジットに関する考え方やしっかりとした基礎を身につける為に教育施設でも使える様な質でまとめられた良書だと思います。海外のスタジオではコンポジティングは基本的にNUKEで行われているので、国外で活躍したいと考えている方にはとても有益な本にります。ちょっと値段が高いですが、これからNUKEを使うコンポジターになりたいなら買って損はありません。


例えばカメラプロジェクションやキーイング、roto paint、ギズモの使用方法等コンポジターに必須のスキルをダウンロード可能なサンプルファイルと併せて学習できます。それらはもちろんnon-commacial版で使用可能です。(NUKEのnon-commacial版はこちらからアカウントを作成してダウンロードできます)僕もカナダで学校に通っている時に1から全てコンプリートしました。それらの基本的な知識はカナダ在住3年が過ぎた今でももちろん活かされています!!

おまけ

ハリウッドVFX業界就職の手引き

もしも海外でハリウッド映画に携わってみたいと考えている方は必ずこの本を買った方が良いです。なぜなら「どうすれば海外のVFX業界で働くことができるのか?」という問いに対して実用的なキャリアプランニング等を教えてくれるだけでなく、海外のVFX業界が国や地域によってどのように盛り上がったり衰退したりしたか歴史的な流れを知ることができるからです。その結果海外の業界が今どのような状況にあるか理解する事ができます。実際現地で働いてみて思いますが、業界の背景を知っておく事はとても大事な事です。自分が日本を飛び出す時にどの国を選ぶべきか、そしてどのような戦略で就職活動をするべきか、この本を通じて学んでおく事をおススメします!!!

僕自身も日本を出る前にこの本を購入して読んだのはもちろん、その時にたまたまセミナーがあったので参加して更にいろいろな話を聞きました。

例えば今カナダではモントリオールに大手スタジオがたくさんできていますが、それが何故なのか知らない方も多いと思います。それもこの本を読めばなぜそのような状況になっているのかがわかります。僕はMPCモントリオールで働いた事がありますが、その時もモントリオールが盛り上がっている背景を知っていたので不安を抱くことなく引っ越しを決意する事ができました。
知識を持って選択できる状況と知識のない状況で与えられた状況に飛び込むのとでは、気持ちの持ちようと結果が変わってきます。

この本ではアメリカ西海岸だけでなく、カナダやイギリスなどの現地最新情報、そしてキャリアプランニングや推奨されるデモリールの構成、面接の対策、就労ビザの基礎知識に至るまで本当に必要な最新情報が詰まっています。なんと英語習得情報まであるという海外就職を目指す方にとっては必須の情報が詰まった内容になっています。

必ず価格より大きなリターンのある本なので、海外で働いてみたいと思う方はぜひ読んでみて下さい!!!

最後に。

今回は僕がオススメの本を紹介させていただきました。どの参考書もしっかりと目を通して取り組む事で確実に自分のスキルアップに繋がる良書です!!まだ読んだ事がない方は是非チェックしてみて下さい!!

今後も役立つ情報を発信していくのでTwitterフォロー是非よろしくお願いします!!!

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