【海外で働く】英語が苦手だった僕が約半年でtoeic805点に!!!?その勉強法を紹介します PART1!!

はじめに。

2016年9月。CGの勉強をする為にカナダのCG専門学校に入学する事を決めた僕ですが、入学するために必要なTOEICの最低スコアが700点だという事を知りました。入学の時期も考えると、与えられた時間は約10ヶ月。それまでに目標を達成できなければ、当時勤めていた会社を辞めても留学する事すらできないという状況になってしまう為、必死で勉強しました。

しかし、僕自身は英語に本当に苦手意識があり、初めて受けたTOEICの模試の推定スコアは425−490点。大学の単位も落としたほどです。そこから日本を出るまで計5回TOEICの受験をしましたが、最終的に805点を取ることができ、カナダへの留学を実現することができました。
そこで得たスコアアップのコツをこの記事にまとめてみたいと思います。1回目は全般的に必要な事のまとめ、2回目はテストの実践的コツのまとめをしたいと思います。

目標スコアに到達するまでの時間配分計画を立てる

一般的にTOEICスコア450点の人が750点を取るために必要な勉強時間は950時間程度と言われています。そうです、まずは自分の英語レベルから目標のスコアに到達するためにどの程度英語を勉強する必要があるのか知っておく必要があります。なぜならその様な認識なしになんとなく英語の勉強をしてしまうと、自分の学習ペースが良い方向に進んでいるのか、そうでないのかわからなくなってしまうからです。また、自分のスケジュールに合わせて1日何時間ほど勉強する必要があるかも計算して、目標を設定すると良いと思います。僕は1日に勉強した時間、1ヶ月で勉強した時間等を細かくメモしていました。それを見直すことによって、これだけやったというモチベーションに繋がったり、その逆に、いつもより勉強できていなかった月なども把握できました。

ちなみに参考にですが、以下が当時僕が英語の勉強に費やした時間です。
2016年 9月100h
2016年 10月126.5h
2016年 11月135.5h
2016年 12月114h
2017年 1月114.5h
2017年 2月95h
2017年 3月75h
 
僕が700点を超えたのが1月の末だったので、TOEICのスコア450点程〜700点に到達するのに費やした勉強時間は約600hになります。
この時はまだ会社にも務めていたので、通勤時の電車の中と帰宅後、そして週末の時間をとにかく英語の勉強にあてました(もちろん年末年始もですよ〜!!笑)

参考書の選定をする

英語を勉強する上で僕が得た一つの教訓は『分野別に選定した少ない参考書をなんども繰り返す』という方法です。本屋さんに行けば英語コーナーにたくさんの参考書があり、ついたくさん本を買っていっぱい勉強してやる!!という気持ちになってしまいがちですが、英語の勉強は特に単語や熟語、文法において記憶力との闘いを強いられる事が多いです。なのでたくさんの参考本をこなすよりも、同じ本を何度も繰り返し使用して、1冊1冊の本を徹底的に頭に叩き込んだ方が、効率がいいと思います。ちなみにカナダに在住して約3年がたった今でも、僕は単語帳についてはTOEIC学習時と同じものも使っています。長期記憶として定着させる為には継続して同じものを復習した方がいいですし、日常会話レベルであれば単語帳1冊でたいていの事は事たります。また、TOEICの受験に際しても900点以上のハイスコアを狙うわけではない場合十分だと思います。たくさんの参考書に手を出して、うろ覚えするよりも、少ない参考書をマスターした方が良いと僕は思っています!!!
 
本当にシンプルに言ってしまうと僕が800点を超えるまでにやった事はとにかくなまけずにここで紹介している参考書を計画を立てて繰り返したという事だけです。人によって勉強の効率の良さに多少の差はあるかもしれませんが、先述した一般的な学習時間の目安に則って間違いのない参考書を継続的にこなす事ができれば、自ずとスコアは伸びていきます。
 
以下、分野別に僕がTOEIC受験に際して何度も繰り返し使用したオススメ参考書を紹介させていただきますね!!

【単語編】

新TOEIC TEST出る単特急 金のフレーズ
これ一冊を集中して覚えればTOEICに出てくる単語はだいたい理解できる様になります。

【文法】
Mr.Evineの中学文法を修了するドリル

30日間で中学3年間で学ぶ英文法を学び直せるとてもわかりやすい本です。まずはこの本で基礎を固めて、次のレベルにのぞむとスムーズです。

新TOEIC TEST文法特急

TOEICに出てくる傾向のある文法問題を隙間時間で勉強できます。電車の中で繰り返し使うのにオススメです。

TOEIC公式問題集
とにかく実践的な経験を積みつつ、問題の傾向を理解するにはこの問題集は欠かせません。

究極のゼミ シリーズ
公式問題集をやりつくしてしまい、時間に余裕がある場合はこの本をやりこんで更に問題に慣れるといいです!

モチベーションを保つすべを考える

当たり前かもしれませんが人はやった分だけ成長していくものですよね!!努力を続けることができたら、誰でもどんな事でもある程度の達人になれるんです。しかし、実際は継続できずに終わってしまうことが多いですよね。僕もこれをやろうと決めた事がいつのまにか頻度が減り、その内やらなくなってしまうという経験をたくさんしてきました。
ダイエットをしよう!!禁煙しよう!!毎日ジョキングしよう!!きっと誰もがその様な目標を立て、でも結局は楽で楽しいことになびいてやめてしまうという経験をしているはずなんです。そこで僕はある時から前提として人間は自分に負荷がかかることを続けるのが苦手なんだと自覚する事にしました。そうするとどうしたら自分が頑張り続けられるかという事を考える事がどれだけ重要な事かわかります。
英語の勉強方法を調べたりするとどうやって勉強したら英語がうまくなるかという質問をよく見かけますが、僕はそれよりもまずどうしたら英語の勉強が続くかという事を優先した方が将来の自分にとって大切なのではないかと思います。
 
前置きが長くなってしまいましたが、僕の場合はTOEICで700点以上を取らないと留学できない。という分かり易い目標がありました。やらなければならない状況というのはもっともわかりやすく続きやすい良いモチベーションの保ち方の一つだと思います。
英語の上手な友人等に話を聞くと、勉強しようとするよりも現地で働くのが一番上達が早いという話をよく聞きますが、それはやはり理にかなっていて、自分に逃げるという選択肢を与えない状況を作るのは手っ取り早いですよね(その分大変ですが。。。)ただし、留学しないと英語が上達しないというわけではなく、日本にいながら独学で英語を習得した方もたくさんいます。その様な方はきっと自分なりにモチベーションを保つ方法を心得ているのでしょうね!!
なのでまずはどうしたら長期的に勉強を続けられそうか、自分自身と向き合う時間が必要だと思います。
 
さて、あなたはどうやってモチベーションを保ちますか?

記憶力との付き合い方を意識する

勉強をする際、「記憶力」について僕は意識していることがあります。人の脳には常に膨大な情報が入ってくるので不要な情報を忘れる様にできているそうです。その中で、繰り返し思い出されるものが「生きるのに必要な情報」と判断されて記憶として定着します。自分で考えても思い当たる節がありますよね!!よく使うパスワードはすぐに思い出せるけど一度しか使ったことがないものは思い出せない、よく会う友人の名前はわかるけど、数年前のバイトで一緒に働いていた人の名前がなかなか思い出せない等々。。。そうです。人間の脳はは繰り返し学習しないと記憶を定着しない様にできているのです!!それを踏まえた上で勉強するのと、漠然と勉強するのとではかなり効率が違ってきます。
詳しい情報は省略しますが、忘却曲線や人間の記憶に関する研究によると、新しく覚えた情報の記憶は1ヶ月後には20%程に低下してしまうそうです。そこで大切なのが、記憶を定着させやすいタイミングで復習するという事です。
 
そのタイミングとは学習後24時間後に10分程度、一週間以内に5分程度、1ヶ月以内に5分程度だそうです。
 
せっかく勉強しても「たくさん勉強したのに結局わすれちゃうんだよなぁ〜」と嘆くだけで終わってしまっては自分にとって良い事ではありません。まず忘れるのは当たり前という認識の元で如何にそれを定着させるかという闘い方をします。これは短期間で結果をだす為に必要な勉強法だと思います。
更に補足すると、ひたすらノートに書いて暗記する方法はあまり効率がよくない様です。人の記憶は何か関連したものをきっかけにすると引き出しやすくなるので単語であれば声に出しながら覚える、とか語呂合わせで思い出しやすい様に工夫すると効果が上がります。
 
最後に余談ですが、僕は昔から人より記憶力が無い人間なんだと思っていました。映画を見てもすぐにストーリーを忘れてしまうし、なぜ皆はそんなに覚えていられるんだろうと。。。その一つの原因はおそらく僕が記憶を定着させる為に「思い出す」という作業をしてこなかったからなのだと思います。ぜひ、忘却曲線に沿ったスケジュールを立てて勉強に活かしてみて下さいね!!
次回はTOEICテストに関する実践編TIPSをまとめます。
 
今回も読んでいただいてありがとうございました!!!

 

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