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はじめに。
SpeedTreeを使って木を作るチュートリアル第三弾は風のシミュレーションです。SpeedTreeで木を作れる事を知っている人は多いと思いますが、実は風の設定も色々と充実しているんです。それでは早速いってみましょう!!!

1.SpeedTreeで風をシミュレートする。
風をシミュレーションすると言ってもやる事は簡単です。画面右上にある扇風機のマークをクリックしたら風に関するウインドウが表示されるので、Enabledにチェックを入れましょう。これで風が吹いて作成した木が揺れ始めます。
この記事では主要なパラメーターの説明をまとめます。
風の強さや強弱の周期を調整する上で一番直感的で簡単なのは画面右上にある風に関するインジケーターを調整する事です。

Strength(Setting) 基本的な風の強さ。ゲージを上げるほど風が強くなります。
Strength(Gusting) 突風の強さ。
Frequency(Gusting) どれくらいの周期で突風が起こるか。ゲージを下げる程突風が起こるまでの時間が長くなります。




その他個別にBranch MotionやLeaf Motionといった項目があり、その中にも同じ様なパラメーターがあるので色々と調整する事でイメージに近い動きを得る事ができます。
この様にSpeedtree内部だけで割と簡単に風の影響を調整できます!!
【お知らせ】
有難い事にこのサイトを見てくださる方が増えて来たので最近(12月中旬より)ツイッターを始めました。リアルタイムな情報や個人的なデモリールの投稿など色々と発信していきたいと思いますので、是非フォローしていただけると嬉しいです。ブログを運営するにあたり、みなさんの支えが一番のモチベーションになるのでよろしくお願います!!
2.風のシミュレーション上級編
さて、ここまでは風に関する基本的なパラメータの紹介をさせて頂きました。ここからは上級編です!!有料記事となりますが、最終的な画のクオリティーをアップする為にとても役立つTipsです。僕自身も海外のVFXスタジオで日々スキルを磨きながら記事を書いて共有しています!!数百円で読めますのでご興味のある方は是非読んでみて下さいね!!
風のシミュレーション上級編記事に含まれる内容
垂れ下がるツタや特定の枝に対する風の影響を個別に設定する方法


枝、根、葉、ツタ等を別のオブジェクトに分けた状態で書き出す方法

風のアニメーションがついた木を書き出す方法
Mayaや他のソフトウェアに持っていく為にアニメーション付きの木のモデルを書き出す方法を説明します。
上級編チュートリアルは以下のリンク(画像クリックでもOKです)から見る事ができます。丁寧にまとめたのですごく役に立つと思います!!ご興味のある方は是非チェックしてみて下さい。

SpeedTreeチュートリアル上級編
細かな風のシミュレーションとアニメーション付きモデルの書き出し
