【海外で働く】実際生活しやすいの!?カナダで3年間生活し、仕事をしてみた結果。

はじめに。

こんにちは、マサです。前回の記事では海外就職を目指すにあたってどの様に渡航先を選ぶべきかについて、僕の経験談や優先した事を紹介させて頂きました。そして今回はそれに引き続き実際カナダに3年間住んでみた結果現地の生活について想う事をまとめさせて頂きたいと思います。結論から言うと僕自身はカナダはとても住みやすく、そして自分に合っているなと感じています。その理由を現地のリアルな情報とともにお届けします!!

カナダの素敵な点その1-色々な国の方が住んでいる

最近ヨーロッパやアメリカでは移民の受け入れを拒む様な報道をよく見かけますが、カナダは戦略的な移民政策を取り続けている国です。総人口3200万人のうち移民の人口は780万人で4人に1人が移民、つまりカナダ以外の国の方なんです。街を歩けば本当にたくさんの国の人がいますし、レストランの種類も多くて楽しいです。何より、国籍が違うという事を気にしない人が多く、皆それが当たり前の様にフレンドリーに接してくれます。

カナダで生活を始めた当初は、こんなに多国籍な人々が住んでいる国なのに、皆平和にフレンドリーに生活できいるのは何故なんだろうと不思議であり、新鮮に感じました。しかし現地ではそれが当たり前の光景であり、日常なんです。僕はこれまでカナダで7回引っ越しをして、バンクーバー、モントリオール、トロントでそれぞれ1年間ずつ生活してきましたが、一度も差別的な事受けた経験がありません。それどころか見ず知らずの方に助けられた経験もたくさんあります。残念ながらコロナが流行した際いくつかの国ではアジア人に対する差別があったりと言う事を耳にしましたし、実際その様な現実もあると思います。しかしカナダでは少なくとも僕の周りではその様な空気は1度も感じた事がありません。国の雰囲気として他の国の方を受け入れたり、接する事に慣れているんだと思います。

そしてそれは仕事に関しても同様です。産業によって違いがあるかもしれませんが、僕の働く映画の制作の業界ではとてもワールドワイドな同僚が働いています。カナダの方はもちろんフランス、ブラジル、アイスランド、アメリカ、インド、台湾、韓国等色々な国の友達ができました。これはカナダで働く上で最も素敵な事の1つだと実感しています!!
オールドモントリオールの風景

カナダの素敵な点その2-自然が豊かで土地も広い

カナダの人口は3200万人と先ほど紹介させて頂きましたが、これは日本の4分の1にあたります。では国土はどうでしょうか。カナダは世界で2番目に面積の広い国であり、日本の27倍の広さがあります。なんてこった〜〜ですよね!!!笑 当然街を歩いても、日本程人の多さを感じる事は少ないです。そしてこれは個人的な推測なのですが、日本よりも街のデザインに自然を取り入れる事を意識している気がしています。とにかく身近に木がたくさんあります。電柱や家の塀も木でできている事が多いですし、トロントでは家の庭に大きな木がある家もよく見かけます。そして少し歩けば広い公園がたくさんあります。単純な印象として人が少なく、自然が多いと時間もゆったりと流れている様な感覚をうけます。そんな空気感が僕はとても好きです。

そしてさらに素敵なのは身近にたくさんの動物が住んでいる事です。なんとカナダでは家の近くにリスが住んでいます(バンクーバーでは見ませんでしたが、トロントとモントリオールには身近にたくさんのリスが住んでいます)そしてそれどころかたまに住宅街に野ウサギが。。。(笑) 日本では見たことのない色あざやかな鳥もたくさんいますし、アライグマもたまに出没します。動物好きの僕にとってすごくピースフルな暖かい環境が広がっています。自然が好きでゆったりした空気が好きな方にはとても適した国だと思います。
丘から見たモントリオール
トロントアイランドにて
クルミを食べるリス君

カナダの素敵な点その3-アジアンマーケットが多い

カナダは移民の国であり、当然アジア系の方もたくさん住んでいるため日本食品も比較的手に入りやすいです。特に主要な都市にはH-martという韓国や日本の食材を扱うスーパーがあるので、納豆やそば、梅干し、紅生姜、お好み焼きのソース等日頃慣れ親しんできた食材を現地で買うことができます。これは異文化で生活する上ではかなりのアドバンテージですよね(笑)僕もたまに無性に日本っぽいものが食べたくなる事がありますが、日本食レストランやラーメン屋さんもあるので食に関してとても困るという事はありません。

それとは逆に移民の国であるが故に色々な国の本格的な料理が食べられるというメリットもあります。カナダへの移民の中で一番多いのがインド出身の方なのですが、やはりインドカレーは病みつきになるくらい本当に美味しいですし、韓国の焼肉や、カナダのプーティーンやスモークドミートも大好きです。これまで食べた事のない料理を食べてみる事もとても楽しく良い経験になります。
カナダの名物 プーティーン
現地の市場の様子

カナダの素敵な点その4-残業が少なく、上司との会話もフランク

カナダで働いてみて職場の環境に関してはとても大きな違いを感じています。カナダで働く方々は仕事以外の自分の時間をとても大切にしている印象があり、結構忙しい時期に関わらず長期の休暇を普通にとったりする方もいます。会社や産業によって違うかもしれませんが、僕の働く映画のCG制作の会社ではクランチタイムを除いて残業も基本的に少なく、18時に仕事が終わってその後の時間を自分のスキルアップに使ったりする事ができます。これは未来の自分に投資する上でとても大事な事ですよね!!更に社内での同僚や上司との会話はとてもフランクで硬い印象はまったくありません。
働き方に関しては日本と比べて同じ会社にずっと勤務し続ける様な風習が薄いので、数年で転職したりするのが当たり前です。色々な環境にチャレンジして成長したいと考えている方には合っているのではないかと思います。
仕事の合間に同僚と屋外ランチ

最後に。

今回は実際にカナダに3年間暮らしてみて感じる事をまとめさせていただきました。あくまでも僕個人の感想にはなりますが、カナダはとても暮らしやすい国だと思います。しかし当然ながら日本と違う事もたくさんあるので生活に慣れるまでには少し時間がかかるかなと思います。特にモントリオールやトロントは冬になると-20度を超えたり時には-30度なんて事も。。。笑 良いところもたくさんあるし、大変な事もたくさんあります!!

僕もカナダで生活を始めた当初はなんだか落ち着かないというか、本当にここでの生活に馴染めるだろうかと半信半疑でしたが、そんな気持ちもいつしか薄れていき今では日本で暮らしていた頃の様に自然な気持ちで買い物に出かけたり、街を散歩したりしています。人間なるようになるものですね。この記事が現地での生活を知ってもらう良い参考になれば嬉しいです。

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