【海外で働く】知らないと損!?海外で働く前に準備すべき事10選

はじめに。

この記事では渡航前に基本的に準備しておいた方が良いと思う事をリストとしてまとめてみました。僕も日本にいた際に色々調べましたが、具体的に知りたい事がまとまっているサイトが無く、情報収集に時間がかかった記憶があります。この記事はみなさんにその様な想いをさせない為に僕の経験を踏まえて重要だと思う事を記載してあります。どれもとても大事な内容となりますが、最も自分の将来に関わってくるものはビザの問題だと思います。現在カナダ在住歴3年の僕自身も永住権は持っておらず、毎年ビザの取得に関してはとても大きな労力を払っています。将来困らない為にこれに関しては海外に飛び出す前にしっかりとした知識と計画が必要です。
今回の記事で紹介しきれなかった具体的事例や詳細は、また改めて個別で記事にしたいと思います。良かったらそちらもご確認ください。

それでは、早速いってみましょ〜!!!

渡航する国のビザについて調べる→そして申請

ビザには色々な種類があり、国によってルールも様々です。海外で働く為にはワークパーミット(就労許可証)が必要不可欠であり、それを取得する事は簡単ではありません。実際お金も時間もかかります。とにかく海外で生活する上で影響力の大きいトピックです。様々なビザの種類の中で自分の状況にあてはまりそうなもの、取得出来そうなものを渡航前に選定し、取得する必要があります。その中でもワーキングホリデービザは最も手に入りやすく、更に無条件に1年間働く事ができる最強のビザです(※カナダの場合/他にも取得できる国がたくさんあります)。年齢制限や一定の職は就労不可等、渡航先によって違いがあるのでまずはそこを調べてクリアにしておきましょう。
僕もビザに関しては本当に色々と大変な経験をしてきました。規定を把握していなければ、専門学校卒業後に海外で就労する事が叶わずに帰国する事になっていたでしょうし、国境でワークパーミット申請時になかなか許可出ず、はらはらしたも体験談もあります。ワーホリについてはこちらの記事に詳細をまとめてあります。

関連記事:ワーホリについての情報まとめ。

渡航する国の物価や給与の下調べ/お金の管理

海外に住んでみて実感しましたが、国が違えば当然物価が違います。例えば僕が住んでいるカナダでは日本より税金が高く、更にチップもあるのでお昼にレストランに行けば1食15000−2500円、ディナーを食べれば少なくとも2500−4500円はかかるイメージです。家賃も都市部に行けばどんどん高くなります。とある情報サイトでは1ベットルームの家賃の相場がサンフランシスコ25-45万程、バンクーバー15-20万程、ロンドン20-33万程と記載されています。僕の感覚ではバンクーバーはもう少し高い価格帯かなと思うぐらいです。その代わりカナダでは給与も日本より高いです(少なくとも僕の働く映画産業では日本よりも給与が高いと感じています)いざ海外に住んでみた時に、経済的に困らない様に事前に確認しましょう。このトピックに関しても1ヶ月の生活費の目安や給与の目安、実際に僕がつけている家計簿を元にこちらの記事にまとめましたので気になる方は是非読んでみてくださいね!!

物件の下調べとコンタクト

僕はカナダに来てからairbnb→シェアハウス(バンクーバー)→ホテル2週間(モントリオール/就労先の会社負担)→airbnb(次の家が見つかるまでの間)→モントリオールの物件1→モントリオールの物件2→ホテル2週間(トロント/就労先の会社負担)→トロントの物件1という形で約3年の間に7回の引越しをしました。我ながら生活環境がコロコロと変わる大変な人生です。。。笑 そこで得た教訓ですが良い物件は日本と同じくすぐには見つかりません。そして実際物件に関して連絡をしてしてみても返信がくるのは5割程というイメージです。なので僕のおすすめは日本にいる間に複数の物件をピックアップしてアポをとっておき、現地についたらすぐに内見にまわるという方法です。

保険、年金、住民票等の各種手続きを済ませる

以下が僕が行った手続きリストです。
【会社の退職手続き】
1.退職届提出
2.必要書類を会社に依頼(離職票、社会保険の資格喪失票、源泉徴収票等)
3.有給休暇の申請(消化できる有給休暇が残っている場合)
【各種手続き】
1.年金の切り替え(離職票、年金手帳、身分証明)※海外転出届提出をする事で請求停止となる。海外にいる間は基本的に未払い期間となり将来受給できる額が減る(任意で支払いの継続も可能)更に支払いは2年間遡ることが可能。
2.海外転出届(出国予定の2週間前より手続き可能)県によっては海外転出届けそのものがない場合があります(妻の住む佐賀県はそうでした 汗)
3.国民健康保険切り替え(社会保険の資格喪失票、身分証、印鑑)退職日から14日以内。健康保険の任意継続は扶養者が多いほどお得)月25000円ぐらい。
4.パスポートの更新
5.マイナンバー失効手続き(個人番号カードを市役所へ、海外転出の旨を記載、カードは自分で保管)
6.住民税の支払い(1/1付で住んでいた地域に対して前年の収入から算出した額を納入)住んでいる地域と収入によって額が変わりますが、約20-28万円程になるのではないでしょうか。
7.海外保険加入(出国予定の2ヶ月前より手続き可能)

確かに多いですが、壁が高い=達成した時の結果が大きいという事でポジティブに行きましょう!!!ひとつひとつ計画を立てて消化していけば大した事ないです!!!それでは後半戦です!!!

とにかく可能な限り英語の勉強をする

僕も日本にいた時には英語で仕事をしている自分なんて到底イメージできませんでした。もともと英語が苦手だったのでなおさらですね。。。汗 結局のところどの程度話せれば海外で仕事ができるのでしょうか?これは業務の内容にもよると思いますが、ひとつの例として僕の経験をざっくりとまとめてみます。

大学時代→恥ずかしながら英語の授業の単位を落としました。
渡加1年前→駅前留学NOVAに通いだす。
渡加10ヶ月前→初めてTOEICの模試に挑戦して落胆する(推定スコア425-490)
渡加5ヶ月前→とにかく必死に毎日勉強し、4度目の受験でTOEICスコア805点に到達
渡加し、現地の映像専門学校に入学→先生の言っている事が理解できず愕然とする
渡加から約3年経った今未だに仕事上でスーパーバイザーの指示の内容が理解できない事がある。毎日英語を勉強している。

そうなんです!!TOEICはもちろん勉強になるのですが、ある程度スコアが出たからと行ってそれが即、日常会話レベルに到達するという事ではないんです!!汗 そして、やはり言語を習得するというのは時間がかかる事なのだと肝に命じておきましょう!!ただ、英語が苦手だった僕でも海外で働く事ができているので、きちんと努力すれば大丈夫です!!
しかしながらなぜ、TOEICの勉強だけでは不十分なのか、なぜ、中学校高校と何年間も英語を勉強して来たにも関わらず私たち日本人は英語が話せないのか。。。その辺りはまた別の記事でまとめる予定です。TOEICについてはこちらの記事に勉強法を書かせて頂きました。僕自身もカナダに来てから気がついた重要な事も多々ありますので、興味のある方はぜひ読んでみて下さいね!!この内容は必ずみなさんの英語の勉強にとってプラスになると思います!!

関連記事:TOEIC勉強法part1

関連記事:海外で働く為に必要な英語力

携帯電話やインターネットの解約をする

僕は元々使っていた携帯がsimフリー対応ではなかったので、渡航直前に解約の手続きをして現地で新しく調達しました。カナダの場合はけーたい屋という日本人スタッフが経営している店舗もあるので英語に自信のない方はそちらをおすすめします。渡航直後は現地の地理感もないですし、わからない事だらけなので携帯電話は無いと厳しいです。カナダには日本よりも多くのfree wifiスポットがあるので、それを上手く利用すればなんとか凌げる可能性もありますが、事前に調べて準備しておく事をオススメします。

歯医者に行く

まあ、行ければ行っておくか。。。僕もそんな程度に考えていました。しかし!!海外では保険に入っていても日本の様に歯科医療がカバーされない事が多々あるのです(日本の医療保険制度は優秀なんです)そしてなんと当の僕もバンクーバーで学校に通っていた時期に急に歯が痛くなり歯医者に行かなければならなくなりました(しかも年末に。。。)日本に住んでいた際はこんな形で歯が痛くなった事なんてなかったのになぜ海外に住み始めたタイミングで!!!!?と思いましたが、生活が大きく変わるとそう言った普段起こらない様な事が起こりやすくなるという傾向はあると思います。ちなみにこの時僕はブリティッシュコロンビア州の保険にすでに加入していましたが、保険はおりずなんと13000カナダドル(日本円約10万円)という痛い出費となったのでした。しかも予約なしでみてもらえる歯医者が見つかるまで3-4件まわりました。本当に地獄です。実際会社で受けられる保険等で歯科医療費をカバーしたりもできると思いますが、まず虫歯にならない事が一番楽で合理的な対処法だと思います。渡航前に歯医者さんに早めに通っておき、不安要素を減らしておきましょう。

卒業証書や働いていた会社のリファレンスレター

ワーキングホリデービザではなく、現地の会社にワークパーミットをサポートしてもらって働く場合、申請に際して下記の様な書類の提出を求められます。これらは基本的に英語の書類でなくてはならない為、入手できるまでに時間がかかります。いざ現地で仕事が決まった時に、これらの書類を1から集めるのは大変なので日本にいる内に集めてしまう事をオススメします。

パスポートのコピー
職歴や学歴証明書(レジュメ)
大学や専門学校の卒業証書(英語)
会社のリファレンスレター(以前勤めていた会社の自分の職務内容や契約期間の証明。社印を押してもらったもの)
結婚証明書(家族同行の場合扶養者ビザを同時に申請する為に必要です。こちらも公的な証明が求められます)

免許の更新

一度免許を失効してしまうとによっては場合によっては、改めて教習所に通ったり、免許を再取得するための試験を受ける必要がある為できる内に対処しておく事をオススメします。その際国際免許証も取得しておけば、海外で車を運転する際に役立つかもしれないのでできる方はやっておきましょう。

自分の人生設計や目標を明確にする

自分が本当に達成したい事はなんなのか、どの様な人生を歩みたいのか、今一度しっかりと考えて将来の計画を立てましょう。僕も中期的な目標と長期的な目標を常に設定して海外就職に挑戦しました。やはり、文化も言葉も違う国で生活し、働くと言うことは素晴らしいことも多々あるのですが、それと同じぐらい大変な事もあります。そんな時に諦めずに頑張れるかどうかは自分の意志の強さ次第だと僕は思います。そして海外で出会った本当に尊敬できる同業の日本人アーティストの方々は皆それぞれ自分自身の強い志をもっていると感じます。そこをきちんと明確にできればあとは海外に飛び出して全力で自分の可能性を試してみるだけです!!
このブログが少しでも海外留学を予定している方や海外で働きたい方の力になればいいなと思います。
今回も読んでいただいてありがとうございました!!!

 

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